買取査定に出すのはいいけど梱包ってどんな風にやったらいいの?そんな風に疑問を感じる人もいるでしょう。
ここではシンプルで誰でもできる梱包のコツを紹介していきます。
梱包は適当でいいやと思う方もいるかもしれませんが、漫画本をできるだけ高く売るためにはしっかりした梱包は必須。
とはいえそんなに面倒なものではありません。以下のコツを抑えるだけで9割9分はOKです。
Contents
漫画本を売るときの梱包のコツ
1.本は平積みする

漫画本はタテではなくヨコで詰めていきましょう。なぜかというと、書籍は横方向の負荷には強いですが縦方向の負荷には弱いからです。
配送の過程で、ダンボールの上にダンボールを重ねられます。そうすると中に入ってる本にも負荷がかかります。

そのときヨコに並べておいたらある程度耐えられますが、タテに並べていたら本がものすごく痛むのです。
結果、買取店に届くときにはかなり状態が悪くなっているということがあります。そのため本は横並び(平積み)が必須です!
2.隙間を新聞紙などで埋める

本を詰めているとダンボールの中で必ず隙間が生まれます。それをそのままにして配送してしまうと、ダンボールの中で本がグチャグチャになり、非常に傷んで査定に影響が出てしまいます。
とくに折れや傷などは査定額が大幅に下がりますのでここは注意したいところ。
そのためには新聞紙などで本と本の隙間を埋めていくようにしましょう。
やり方は簡単
*新聞紙をグシャグシャに丸める
*隙間にギッシリ詰める
本が動かないことが確認できたらOKです。
3.ガムテープで底を十字に補強

漫画全巻セットのように大量の本を郵送する場合、ダンボールの底が抜ける心配があります。それを防ぐにはガムテープで補強しておくといいでしょう。
その際、一本ではなく二本で十字に補強すること。
これだけで強度は大きく変わります。あとは1つのダンボールに極端に詰め込み過ぎなければ底が抜ける心配もありません。
—-ここまでで9割はOK!ここから下は余裕があったらやりましょう—-
4.余裕があったら、上下に緩衝材を敷く


自宅にプチプチなどの緩衝材があれば、ダンボールの底と上に敷いておくといいでしょう。
漫画買取の梱包における注意点は?
隙間があると箱潰れの原因になる

ダンボール箱に対していれる漫画本が少ない場合、上部に空間ができてしまうことがあります。実はこれが非常によくありません。
この空間ができた状態で上にダンボールを乗せられると箱が潰れます。そうすると当然、中の書籍が潰されたり傷んだりしますので良くありません。
対策としては、極端に大きいダンボールは使わないこと。梱包する本が少なすぎると感じたら別のジャストサイズの箱を用意することです。
本数冊分のスキマであれば新聞紙などで埋めることができるので、そういった梱包資材も活用しましょう。
1.箱に詰め込みすぎないこと
1つのダンボール箱に本を詰め込みすぎるといくつかリスクがあります。
*重すぎて持ち運びできないリスク
*腰を痛めるリスク
*重量オーバーで受取拒否されるリスク
また、以下のようにダンボールが閉まりきってないのは絶対NGです。

配送業者はダンボールを重ねて運びますので、こんな状態だったら上に乗ってる本が痛みます。
2.値札シールは剥がす

古本屋で購入した本だと値段が書かれたシールが付いていますね。これを剥がすのが面倒だからとそのまま査定に出してはいけません。
マイナス査定なると公言するお店はさすがにありませんが、査定する人も人間ですから評価が下がってしまうことは間違いありません。
もちろん値札はしっかりチェックされますのでその金額以上の査定額が出ないのは言うまでもありません。
ただしキレイに剥がれない値札シールもあるため、そういうシールは無理に剥がそうとせずそのまま出したほうがいいです。ベトベトが残ってしまうとそれこそマイナス査定になりますので。